2015年4月23日木曜日

マーケティング・リサーチの実際

マーケティングが市場戦略を立てる上で重要だというが、実際にどのように、何をつかって調査、戦略立案をするかをまとめた本。


■ マーケティングリサーチプロセス

1)  全体像の把握、ストーリー作成、スケジュール

2)  リサーチ目的の明確化
・何のためにやるのか
・結果をどう活かすのか

3)  リサーチ課題の設定

4)   調査背景にある情報の収集、整理

5)  リサーチ、解析

6) レポート


かなりざっくり、内容前後しております。というのも、流れも内容も理解しにくい。見えにくいです。

サンプルとして具体的な調査方法や情報源も書いてありますが、実際話の流れがちょっと理解しにくく、教則本としては微妙な感じでした。。。。読みこなせない自分が情けないけど。
もう少し内容をまとめた図やフローがあればいいかな。

印伝模様とブランド価値

印伝の模様の意味の紹介
印伝屋 印伝の世界


ここにも日本人の季節を愛で、全ての生物に意味と価値を見いだそうとする
繊細さを感じました。神道に通じているといえるでしょう。

この世界観や精神をどこまで海外の人に伝えられるか、が鍵になるはず。
ストーリーがなければ愛される商品、ブランドにはならないが、その国々の人の琴線に触れるストーリーでなければ意味がない。

細かな精神や意味合いはおそらく意味不明。
短い文章で端的にわかりやすく伝えるならいけるかも。

長寿、勝負、学問、愛、厄よけ(魔除け)、運(金運) など

「デザイン面やブランドの世界観を伝える」
これが印伝にとっての大きな課題。


今までそういったインターナショナルなブランドはあっただろうか・・・

ルイ・ヴィトン
http://lvmonogram.blog.fc2.com/
http://members.jcom.home.ne.jp/ikekat2/vuitton/v_entrance.html
http://daily12.blog93.fc2.com/blog-entry-118.html

グッチ、プラダ、ディオール、エルメス、コーチ、、、、
どれも柄と言えば、それぞれのブランドのイニシャルやロゴといった
「一目でわかるもの」を規則的に羅列したものが多い。
ということは、それ自体の意味ではなくそのブランドを持つことが目的ということになる。。。。

印伝はロゴやマークがないからそういったことを求める消費者には受けないか。
ただ、ロゴやマークがなくても支持されているブランドはある。

ボッテガ、バレンシアガ、
これは模様や形、デザインでそのブランドとして認識されうる。

つまり支持されるブランドには2パターンの法則がある

1) ロゴやマークによる価値
2) 可視できる(認識されうる)素材やデザインによる価値
3) 使う人だけが知っている品質や素材(非可視)・・・チャンス、市場小さい


印伝は2にあたるのではないか。
いままでにない独特な模様とデザイン。そこに価値を絞りアピールすることで
世界的ブランドに成長しうる可能性があるように思う。


ではそもそもブランドとはなにか、考えてみます。

■ ブランドを持つ意味

・品質、使用感、デザインへの安心感・・・商品やブランドの価値を重要視
 いいモノを持ちたい
 長く使いたい
 流行なく、一過性のものでなく持てる

・周りからの評価、一体感・・・社会的評価(口コミなどふくむ)を重要視
 流行だから
 みんな持っているから
 よくわからないので、とりあえず有名なものを選択
 うらやましがられるから
 珍しいから(レア感、先進性)

・自己昇華・・・商品価値と社会的評価の両方を重要視
 自分へのご褒美として
 持っていると気分が良い(周囲評価に通じる)



、、、、とここまでを2014/8までに書き綴ったままになっていて、当初自分が何を書き止めておきたかったのか今となってはわからないけども、きっと伝えたい何かがあったのだとこのまま掲載。

500年近く、良品を愛でる日本の人々に愛されてきた印伝。
本質的な物への評価は文化や言葉、歴史は関係ない。ただ、手に取ってもらうためのきっかけはマーケットによって異なることは事実。そこが一番難しい。
日本の商品は、きっかけ作りさえ上手くできれば、他の商品に負けない自負はある。


ブランディング、プレゼンテーションの一流になりたい。

香港でみた有名ブランド

香港で一番規模が大きく、有名ブランドが入るショッピングモール「Harbour City」にて各有名ファッションブランドの現状を観察してきました。

さすが、香港。
本土からの購買意欲旺盛な方々が両手いっぱいに有名ブランドの紙袋をかかえて買い物をする姿をみることができました。

ほとんどの有名ブランドが入っていましたが、客入りにばらつきがありました。
人気のブランドはやはり、ヴィトン、グッチ、プラダ、コーチ。入場制限している店舗も。
中国人は「一流ブランド」ではなく「みんなが知っている有名ブランド」で購買を決める傾向があるそうです。なので、中国で知名度の高いブランドにしか興味がない。

商品やディスプレイをみると、そのブランドのイメージやコンセプト、今年のトレンドがわかりますが、全体的に「原色中心のカラフル」「派手な装飾」というように、とにかく目立つような派手目なデザインが多いように感じました。

アートやデザインに見識全くないですが、お世辞にも洗練されているとは言いがたい。
これは多分に先にも述べましたが、世界最大とも言えるブランド消費国 中国の方々向けなのでしょう。ブランドもビジネスです、当然。

日本人の周囲との融合や価値判断の曖昧さによるブランド選択とは異なり、中国人のブランド好きは周囲への主張、自慢を目的とします。(だから有名ブランドが人気)よってデザインも目立つ派手なものになるんですね。

ただ、グッチ、プラダのそれのデザインは、ブランドとしての表現を超えている、もしくは満たしていないように思えました。やり過ぎなのではと。

マーケティングに沿ったデザイン、販売戦略なのでしょうが、ブランディングとは消費者に「約束」をし、それを果たし続けることでなし得るものだと思います。
これらのデザインや新たなラインが、既存のファンに対して、そのブランドの「約束」を果たしていることになるのか、甚だ疑問を感じました。

(参考)欧州高級ブランドの苦境、中国向けデザインが原因
 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-KUGWWK0YHQ0X01.html

外的要素と内的要素 ---- 日本企業の優位点


島国、この地理的特徴が日本人はもとより、日本企業の製品開発、販売方法などに大きく影響を与えている。

・他との共存に主眼
・他と違う、普通ではない、ことが良しとされない。
・ミスが許されない

つまり
ミスや間違いのないよう綿密に製品を完璧にし、
内的なImprovementの中で、品質の優れた商品を生み出してきた。


一方、アメリカは歴史の浅い、他民族国家のマーケット。自分の主張を表面化しない限り、文化や慣習が根本的に異なる人種間では、自分を理解してもらえない。

・自己アピールが得意
・より魅力的、論理的に話す、表現することができる

よって受け手側も、発信側の表層化されたアピールを重要視し、内的要因は二番目の要因となる。アメリカはじめ海外の商品のデザインや色がとにかく凝っていたり、派手であったりするのはこのため。


加えてアメリカ人はストーリー=ブランディングを重要視する。
良いストーリー(論理的矛盾がない=わかりやすい、感動がある、charming/cool/exciting である)は受け手の心の中にすっと入り込み、人を引き込むことができる。
目に見える形で相手に自分を伝えることに重きをおいている文化ゆえの特徴である。
(例)ハリウッド映画、Appleなど


一方、日本は表層の魅力より、内的要因を重要視するため、製品の品質や性能などを高め上げてきた。


では、外的要因と内的要因、どちらを備えた商品がより優れているのか。


Aさんは誰もが認める美人で、スタイルもよくお洒落である。しかし話してみると、話し方は雑、学もなく、思いやりもない。

Bさんは一見ださく、これといって外見の特徴がないが、見識や知識が豊富で、頭もよく気が利く。


Aさん、Bさんどちらが改良の余地があるか、一目瞭然。
内的要因を変えるためには、気の遠くなるような時間と労力が必要なのに対して、外的要因はすぐにでも変えることができる。Bさんの髪型、服装、化粧などを変えればよいのだ。一日でできる。

つまり内的要因の優れた日本製品の外的要素を高め上げることができれば、他にない誰もがほしがる商品になるのだ。

外的要因を高め上げるためには、色やデザインのトレンドといったまさにマーケティングの調査が必要となる。

外的要素と内的要素を論理的に結びつけ、ストーリーを作る(ブランディング)ことで、さらに消費者の心に入り、売れる商品、ブランドとなるのである。

デザインするということ

この仕事をしていて、デザインの重要性を最近強く感じます。

日本企業は概して、性能や品質に強くこだわりますが、この点を軽視ないし妥協しがちであるからです。
以前ブログにも書きましたが、日本が世界的にさらに成長するためには、デザインの質と、クリエイティヴさを向上させる必要があるということは、もはや目を背けることができない、クリティカルな事項です。


デザイン、という言葉を聴くと、日本人のイメージでは表層の部分、見た目のことを指すと思いがちです。
しかし英語では、デザインには、もっと内的な、”よく考えられ作られる”というような意味合いまで含むのです。
(最近営業のときに、well-designed という形容詞を使うことに気がつきました。でも使い方は難しい・・・)


デザイン性を向上するということは、単に外見を向上させるということではなく、
ユーザフレンドリーなものを作るということなのでしょう。

・何が求められているか(ニーズ、解決すべき課題)
・提供できること(ソリューション)

この原点を捉えることなく、”良いデザイン”は生まれないということ。
つまり、ものづくりの原点は変わらないのです。
ただ、技術の向上とその汎用化に伴い、全体のレベルが上がったために、今までの内的部分だけでは差別化ができなくなった、ということでしょう。


人々が共通認識する美とは何か、勉強しなくては、と思う今日この頃。。。


http://blog.btrax.com/jp/2012/09/20/business-design/

DIY


最近結婚式の準備のため、Pinterest  を見たり、いろいろな情報を集めている中で、
日本よりアメリカのほうがDIY(Do It Yourself)がさかんな気がします。



趣味のレベルから、家作りまで、その範囲は多岐にわたり、
アメリカの人々の暮らしの中で、自分のこだわりを持ち、自由に選択し作り上げる、という文化が発達しているようです。


日本人にとってはパッケージ化しているほうが、選びやすいです。
儀式や決まりといったシステマチックな枠があったほうがいい。
メニューとして当たり前に用意されているものから、選べばいいのですから、楽ですし安心です。

しかし、アメリカの人は違います。
壁の色が気に食わなければ、ペンキでさくっと塗り替えてしまいますし、
ドアノブは好きなテイストのものに、わざわざ付け替えます。
Michaels やHome Depo を見てみると、一つのアイテムの種類の豊富さに圧倒されます。



全てできあがったシステムが豊富に用意されている日本と同じように、
アメリカでは、好みのテイストによって選べるメニューが豊富に用意されています。


アメリカ人は自己主張が強いといわれますが、確かに自分のこだわりや、信念をみな強く持っています。そしてそれをしっかりと、主張、表現することを大切にします。
そういった面から、好みのスタイルで一つ一つを作り上げるDIYスタイルがアメリカの人々には合っているのかもしれません。

自分スタイルに合うものを選ぶ。
その"スタイル"に入れるような商品作り、PR、ブランディングが大切なのですね。